(CNNの記事より)アメリカでは精神異常者(キチガイ)でも銃を正規ディーラーから購入できる。

先月、アメリカの小学校で銃の乱射事件が起こり、子供20人と教師6人が殺されてからアメリカの議会では銃規制の議論が盛んに行われているものの、依然として全米ライフル協会を初めとした銃を必要と考える多くの人の抵抗で銃の規制は進んでいない。

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銃の無い日本という国に住んでいる私達には、「何故こんな簡単なことが出来ないのだろう」と不思議に思ってしまうが、治安の悪さから来る不安と連邦制という50の州を寄せ集めた国家であるアメリカでは、州法が足を引っ張って国(連邦)が有効な対策をとる事が出来ないジレンマに陥っており、そのシステムの不備が原因となって精神異常者(キチガイ)でも銃を簡単に購入できる温床になっている。

 

CNNやBBCの銃規制のニュースを聞くと何度も「バックグラウンドチェック」というキーワードが出てくるとおり、銃を無くすのではなく、事件を起こしそうな連中には銃を入手できないようにバックグラウンドチェック(身辺調査)を強化することで対策しようとしているのが分かる。

しかし根本的な対策にもならないこんなやり方でも、資金の問題、州と国(連邦)の法律の違い、プライバシーの問題、さらに掘り下げると1971年のアメリカ合衆国憲法の権利章典にまで影響する根の深い問題があり、とても簡単にできるとは思えない。

 

今回は硬い話題ですが、今まで身近な国だと思っていたアメリカがほんの少し遠い国に思えてきました。

 

 

暴力性のある精神病患者が銃をどのように買うのか?

cnnの記事

77歳のジャネット・ヒュームは年をとった息子と一緒に暮らしており、息子のジェラルドは統合失調症であると家族は言った。それ以来彼女は特に彼と厳重にコンタクトをとるようになった。警察は調査を決定した。

警察がヒュームの家を3回訪問した。警察の宣誓供述書によると、毎回彼女の息子は「everything was OK(全てOKだ。)」と警察を家に入れることを断った。

 

しかし、それはとんでもないことだ。

 

その代わりに警察が発見したものは、どのように小さな田舎の法律では統合失調症の患者が銃を買う事をとめられないのかが分かる下線の引かれた恐ろしいケースでした。--たとえ止めさせようとしても、ジェラルド・ヒュームのような、文書化(下の画像)された暴力の歴史がある。

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警察の3回目の訪問で、刑事は(ジェラルドの)トラブルの話を知っているジャネット・ヒュームの友達の1人と話した。ヒュームの家の捜索令状を探す警察宣誓供述書によると「ジャネット・ヒュームは彼女にジェラルドが最近数丁の銃を買った。」と言った。

3回目に警察が ジャネット・ヒュームの確認に行ったとき、大混乱が起こった。

 

 

一般的な身辺調査:何の意味がある?

 

ジェラルド・ヒュームは、警察が上空にヘリコプターを飛ばしている間、家の中でバリケードを作って11時間警察を寄せ付けなかった。交渉している間、警察はヒュームが彼の母親の胸を撃つところを撮影した。

 

11月14日 4:30分、オクラホマ市警察の作戦部隊はついに家に強行突入した。ヒュームは9mmのグロック(拳銃)で彼らを撃った。ある警官はスタンガンを彼に使い、別の警官はビーンバッグライフルで彼を撃った。警察は彼に突進し彼を盾で押し倒した。

 

 

宣誓供述書によると、警察はそれからすばやくヒュームの家を捜索し、ジャネット・ヒュームの体をベッドルームで発見した。

ヒュームの弁護士が面談を辞退する間、恐ろしい物語に関する真相を語った道具の目録が家から押収された。

加えて目録によると、拳銃と3丁のライフル銃 、Whirlpool製の冷蔵庫、携帯電動のこぎりと波歯の包丁が捜査令状にファイルされていた。資料によるとペアの血の付いた保護メガネと切ってシミを付けられた女性の服が入った白いプラスチックのゴミ箱も押収された。

 

 

当局はジャネット・ヒュームの体の一部分を飼い猫の体と一緒に冷凍庫の中で見つけた、地区の代理人はオクラホマ新聞に話した。

ジェラルド・ヒュームは宣誓供述書に「統合失調症として知られており、治療を要する」、そして「OPCDによる幾つかの精神衛生上の干渉」があり、暴力行為の履歴があると記述されていた。

彼は銃を盗んだり借りたいしないで買った。

「彼は普通の人のように銃を買った--ウォルマート(スーパーマーケット)で手に入れた」、オクラホマ警察所長のデクスター・ネルソンは言った。

ネルソンによると、ヒュームは9月25日にオクラホマ州のムーアにあるウォルマートでライフルを買った。次の日には隣町のデル市でグロック(拳銃)を買った。

両方の銃の販売者は、身辺調査を行うる連邦政府の銃のディーラーだ。セオリーでは身辺調査で疑いのある人には銃を売らないと思われる--暴力行為の履歴のある精神障害者も含まれる。

男らしさ、精神障害者と銃:死を招く方程式

 

 

繰り返された システムの欠陥

「あなたがジェラルド・ヒュームと短い会話をした後でさえ、あなたは彼を何か正しくない(挙動不審)と言うことができる。」ネルソンは言った。「目に見えて、彼はいつも目もそらすのが分かる。」

多くの法律の執行機関と銃の販売人はこのシステムに不満を募らせている。「もし身辺調査にパスしたのなら、小売業者に何ができますか?」小売業者には、もし彼が嘘をついていても調べる権利がありません。たとえ法を執行する人でさえ実施する能力がない、なぜなら精神衛生に関する記録がオクラホマ州のそれぞれに分けられた管轄に保管されているからです。それらのファイルは中央州か私たちが確認できる連邦のシステムに移されていない。

連邦の身辺調査に通過するのはとても簡単だ。

連邦の法律は精神薄弱者であると宣告されたり、精神病施設に収容された人に銃を売ったり、与えたりすることは違法です。

 

連邦の許可を受けた銃の販売店はNational Instant Criminal Background Check System(略NICS 連邦身元調査システム)を使わないといけない。銃の個人販売や銃の展示会は身辺調査の必要は無い。

調査したところ、特に精神衛生の記録に関係するところで連邦身元調査システムの情報は不完全であることが分かった。なぜなら、批評家に銃を殺人者の手に渡すことになる大きな法律上の身辺調査の抜け穴と評価されるからだ。

このシステムは良いデータ持っていない。そして、そのデータに本当の問題がある、Mayors Against Illegal Guns(違法な銃に対する市長のホームページ)の管理者であるマーク・グレイズは言う、最近の徹底的な調査で連邦身元調査システムに大量の精神衛生の記録が欠落している組織があった。

 

「人々はいつも手ぬるい連邦法や銃の運動家を非難したがる時から不満足な回答がある。」彼は言う。「しかし、もしあなたが立法府で働いたことがあるなら、彼らはあなたに金が無い、そしてこのレポートを改善する時間も無いという。」

「それは悲しい事だ、しかしときどき国家的な危機を人々に気づかせる。」

国家的な危機に続いて--バージニア工科大学での発砲--ブッシュ大統領は2党に支持されて「NICS Improvement Amendments Act of 2007」にサインした。全米ライフル協会が支持した法律の一部は、銃の身辺調査を使った連邦のデータベースへの精神衛生に関する重要な情報の増強を目的とすることである。全米ライフル協会はインタビューの申し入れに対して回答が無い。

何故、新しい法律はアメリカの大きな銃問題に失敗するのか?

チョ・スンヒはバージニア工科大学で連邦の許可を得た販売店で購入した銃を使って32人を射殺した。たとえ、裁判官がチョを前の年に精神病患者であると宣言しても、彼は連邦身元調査にパスしている。彼の名前は(不適格者の)フラグが立っているはずなのに、バージニア州はその情報を連邦のシステムに送っていなかった。

 

 

足りない政治の配慮

連邦の記録では、一般的に身辺調査は悪人以外が所持する150万丁の銃で続けられる。この法律は5年間実施されている、しかし昨年7月の徹底的に行った違法な銃の調査では、非常に多くの州で精神薄弱で通過できない記録が見つかった。これは精神病患者が簡単に銃を買える事を意味する。

2012年10月、オクラホマ州は3件だけNICSに提出した。

研究者が理由を見つけたいと考えた時、オクラホマ州の氏名を名乗らない役人は、オクラホマ州ではプライバシーに関する州法が無い、または他の州にあるような記録提出を阻害するロジスティックなハードルがあると話した。

欠けている政治は提出の障壁になって現れるだけだ。

 

 

現在の州法の元では、オクラホマ州が連邦のシステムに送る唯一のケースは、強制的に送るように依頼された場合だけだ。警察によるとヒュームは犯罪の判断基準に達していなかった。

Tenth Amendentの後、連邦政府は法律的にこれらの記録を提出させることが出来ない。重要性に関係なく。彼らは懇願する代わりに連邦法に従ってしまった。

※ Tenth Amendentは、アメリカ合衆国憲法で1971年12月15日に付け加えられた人権についてごちゃごちゃ言っている権利章典の事らしい。詳しくは以下のURLを参照のこと。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%A9%E5%88%A9%E7%AB%A0%E5%85%B8_%28%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%29

 

それをすることで、2007年の法律は州に記録を送らせることで財政上の奨励金と刑罰を提供した。

州は金を使ってデータを綺麗にし、連邦機関に送ることが出来た。いくつかの助成金は州を援助する十分に大きな記録システムを作った。

あなたは銃を誰が持つべきだと思いますか?

罰は記録を送らなかった州に与えられる。しかし誰も配られたことえを知らないらしい。この法律は設計されたとおりに施行されていない。

問題は資金として議会予算に頼った議会だ。そして手に入れなければならない総額に近づくことさえない。

オバマ政権の下でさえ真実ある、そしてそれは、コネチカット州のニュートン小学校の虐殺に影響されて銃を暴力や精神病患者から離す解決策を最近提案しました。

オバマ政権は、2013年の財政の崖の年に500万ドルを求めた、そしてそれは「スズメの涙」と言われる。国会の会期中の共和党--とりわけバージニア州の2人は--2倍以上の金額を要求をした。しかしそれでさえ必要な金額の1/4でしかなかった。

より多くの精神衛生の記録をシステムに登録する間、連邦の調査委員は12の州でそれらの記録の大部分に責任があることが判った。

ほとんどの州は、彼らの報告で少しの進展もなかった、実施された報酬と罰は十分な効果が無かった。

 

教科書どおりに:銃と精神衛生

 

他の障壁

他の調査、7月に発表した、3つの外の主な障壁を州の報告で見つけた。

1つめの障壁、技術的な限界。いくつかの州ではまだ紙の記録をあてにしている。簡単に転送できる小さな数字だけが中央のデータベースを維持することができる。

2つ目の障壁はプライバシーの法律に関係している。私たちが話す多くの州ではデータを共有するのに法令による明白な理由が必要であるかもしれないと感じた。彼らは誤ってプライバシーの問題を感じるかもしれない。

報告を命令する法律のある20の州では、より(データ送る)率は高い。テキサス州はシステムに送るレコードの数を200,000件まで増やして法律を通過した。

銃にフレンドリーなテキサス州になった--次はオクラホマ州、その州は3つの記録だけを報告した。--連邦身元調査システムの最高の記録報告者だ。

最後の障壁は、州と州の間のコミュニケーションの不足。精神衛生の記録は互いに全ての話をしない様々な局(省)に保管されている。

 

 

例えば、イリノイ州では州の会計検査官は、114,000件の精神衛生の記録が個人の病院にあるとチャに話した。2010年に5,000件だけ連邦身元調査システムに報告された。これらのデータを共有する正当な仕組みは存在しない。

いくつかの州は彼らが報告する誘因(理由)を知らないとチャに言った。彼女はそれらの無いものを支援する有効な報告になると州の担当者を励ました。

グレイズとMayors Against Illegal Guns groupは、マッカーシーの新しい「Fix the Gun Checks Act of 2013」は法律に本当の背骨を入れる資金を増やすこと。グレイズもまた、最近の大統領が推進する一般的な身辺調査と報告システムの改善に期待する。

オバマ大統領は首尾一貫した法律の批評家であり、昨年op-edの一部(我々は良くしなければならない)を書いた。

オクラホマ警察署長で26年間法律を施行してきたベテランのネルソンは同意する。大統領のように、ちょうど彼は貧弱な報告システムを越えていく問題だと思っている。

「我々はここで良い精神衛生システムを使っている、しかし全てではない、市と州が金が底を付き始めた時、我々は道で助けを求める人々を良く見始める。」彼は言った。

「彼らが精神衛生以外の金を得る時、とりわけ銃を好む州でこれらの人々が私たちの問題になる。私もまた変化を見る事が好きだ。」

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