自分が住んでいるところに津波は来るのか、海抜の調べ方を紹介します・・・南海トラフ地震で大きな津波被害予想

by 管理者
8月 31日 2012 年

南海トラフ地震が発生すると最大32万3千人が死亡、津波の死者が約7割を占めると予想されるとのこと。

津波の死者7割って尋常じゃないですね。

 

 

※ 記者発表の元になった資料は以下のURLにあります。

http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/nankai_trough/15/index.html

リンク切れ

 

 

 

自分が住んでいるところは津波被害が及ぶのか、及ばないのか?

 

 

 

自分の住んでいるところの津波の高さは?

津波の高さは以下の表から調べられます。

例えば、私は愛知県豊橋市に住んでいるので、ケース6の場合に20.5mになることが分ります。

表1

http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/nankai_trough/15/kisya_12.pdf

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ちなみにケース6とは以下の図に示すとおり、満潮時の「駿河湾~紀伊半島沖に大すべり域 + 分岐断層」のことらしい。

図1

http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/nankai_trough/15/kisya_11.pdf

リンク切れ

 

 

自分が住んでいるところの海抜の調べ方

次に自分が住んでいるところの海抜(土地の高さ)を調べて、津波の高さと比較します。

自分が住んでいるところの海抜は市役所に行かなくてもパソコンがあれば以下のURLにアクセスするだけで簡単に調べられます。

http://flood.firetree.net/?ll=36.2620,138.7244&z=10

 

 

この地図はデフォルトの海抜(sea level rise)が7mに設定されており、この海抜を変更するだけで、おおよその自分が住んでるところの海抜が分かります。

やり方は、自分が住んでいる地図を表示して、海抜を7m,9m,13m,20mと次第に高くしていくと、いずれ自分の住んでいるところが青くなって海に沈むので、この数字が自分が住んでいるところのおおよその海抜になります。

 

例えば、下の地図は私が住んでいるところの海抜13mの地図ですが、この海抜であれば私の住んでいるところはまだ海に沈んでいません。

しかし海抜20mに変更すると青色になるので海に沈んでしまいました。

つまり、私の住んでいるところは海抜13m~20mであることがわかります。

図2 海抜13mの地図

次に表1から自分の住んでいるところを襲う津波の大きさで地図の海抜を変更します。

例えば豊橋は20.5mの津波が襲うと予想されるので、地図の海抜を20mに変更しました。

すると、渥美半島の太平洋側が白くなっており(青色部分が無い)、海岸部分から内陸部に向かって全て海抜20m以上あるのがわかります。

このことから渥美半島の太平洋側は20m以上の断崖になっており、太平洋側を20mの津波が襲っても乗り越える事が出来ず、大きな被害は無いと思われます。

図3 海抜20mの地図

 

 

心配なのは湾内を襲う津波です。

そこで、図1(下の図4に拡大表示)を詳しく見ていくと豊橋市の津波の高さは蒲郡市や碧南市とほとんど変わらない3m~4mくらいの表記になっています。

蒲郡市や碧南市は湾内なので、この津波の高さが豊橋市の湾内の津波の高さだと思われます。

ちなみに下の図で同じ地域が複数あるのは、計測ポイントが複数あるからだと思われます。

例えば、田原市は3箇所ありますが、津波の高さの高い太平洋側が2箇所、津波の高さの低い湾内が1箇所だと思われます。

もしかしたら、豊橋市の20.5mの記載が無いので、津波の高さの高い太平洋側の2箇所のうち1箇所は豊橋市の誤植かも知れないですね。

図4

 

 

 

 

次に地図の海抜を湾内を襲う津波の高さの3mに変更しました。

この青い部分が津波で被害が予想される場所になります。

これを見ると意外に豊橋駅の周りは大丈夫みたいです。

また、私は海抜13m以上あるところに住んでいるので、3m~4m程度の津波であれば全然問題ないと思います。

図5

 

テレビのニュースは全国向けなので、自分が住んでいるところに津波が来るかどうか実際に調べてみないと分りません。

そこで、このように詳細を分析すると、自分の住んでいるところでの津波被害をある程度予測することができます。

実際は、堤防が津波をある程度防いでくれるので、もっと被害は少ないと思いますが、このようなことは悪い方に考えて準備した方が良いと思います。

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