ヘッドホン AKG K404の樹脂部品の破損、構造上の欠陥あり?

by 管理者
7月 28日 2012 年

安くて軽量、コンパクトなヘッドホンとして人気のあるAKG K404のヘッドホンユニットを保持する樹脂部品が折れました。

 

使用期間は約1年間

普通に使っていて、頭に装着しようと広げた瞬間に地面に落ちてしまいました。

一瞬何事か?と思ったのですが、安いからこんなものかな?なんて思ったのですが、壊れた部品を検証すると、欠陥品を思わせる構造でした。

 

 

まずは、構造の説明から。

こちらは破損していないL側ユニットの保持部ですが、コの字形状の樹脂部品の両端でヘッドホンユニットを保持しているように見えます。

 

 

これが破損したR側の破断面です。

 

 

コの字形状の樹脂部品に金属製の棒を通してヘッドホンユニットを保持します。

ここで重要なのは、樹脂部品が金属製の棒を2箇所で保持する構造になっているはずなのに・・・

 

金属製の棒を通して部品を組み立てると、金属製の棒の長さが足りません。・・・設計ミス?

赤丸部分に少し見えるのが金属製の棒ですが、数ミリは突き出さないといけないはずなのに、写真のようにほとんど突き出ていません。

これでは、コの字形状の樹脂部品の2箇所でヘッドホンユニットを保持することができません。

金属製の棒の両端を見ましたが、折れた様子はないので、折れて短くなったということはありません。

 

 

また、仮に金属製の棒が十分に長くても、破損していない側の穴が小さくて、金属製の棒が入りませんでした。

※ 問題ない右の穴と比較すると、左の穴は微妙に穴の形状が歪んでいます。穴の周りが窪んでいる様子を見ると無理に差し込もうとして歪んだようにも見えます。

 

ようするに、コの字形状の樹脂部品の2箇所でヘッドホンユニットを保持するべきところ、1箇所で保持していたため、強度が不足して破損した訳です。

 

皮肉にも、きつめのK404のステンレス製ヘッドバンドがさらに樹脂部品に負担をかけ、いずれ破損する運命にありました。

 

価格の割りに音が良く、気に入っていたのですが、残念です。

 

このK404は、国内代理店をとおして購入しており、まだ2年間のメーカー保証期間中なので、修理に出すときに見解を聞いてみようと思います。


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