B-CASカードの書き換えによりBS・CS放送を無料で見る方法が公開される

先週末のB-CASカードのハッキングの件、ネットでは反響が大きかったですね。

原発事故と一緒で広まると不味そうな話題に大手メディアはダンマリを決め込むので知らない方も多いことでしょう。

デリケートな話題なので、詳しい話は書きませんが、一部のB-CASカードのデータを書き換えるとBSやCS放送を契約無しに無料で見れてしまうというもの。

「B-CAS 2038年」等のキーワードで検索すれば山のようにヒットします。

 

上が地上波デジタル、下がBS・CS・地上波デジタルのB-CASカード

 

 

書き換え可能なB-CASカードは家中探せば1枚は見つかるのではないか?って位に各家庭に出回っているため、下に示すようなカードリーダーと書き換えツールやデータがあれば誰にでも簡単に変造カードが出来てしまいます。

確定申告で使ったカードリーダーですが、これでB-CASカードの書き換えができます。

販売価格は2,000円程度

 

 

B-CASカードが解析された原因は?

今回どうしてこんなことになったのか?ですが、このB-CASカードを設計している会社が容易に類推することのできるパスワードを使ったため、解析されてしまったとういうもの。

お粗末と言えばお粗末ですが、根っ子はもっと深いところにあります。

 

テレビを買うと必ず付いてくるB-CASカード

このB-CASカードをテレビに刺さないと地上波デジタル放送の番組を見ることが出来ません。

アナログ放送のときは、そんなこと無かったのに「何で?」って思った方は沢山いると思います。

そもそも無料放送にスクランブルをかける必要はなく、海外で無料放送を見るためにB-CASカードを導入してスクランブルをかけている国はどこにもありません。

それもそのはずで、①官僚達が天下り先を確保して金儲けしたい(B-CAS社の設立)、②メディア業界はコンテンツの保護をしたい(ダビング10の導入)、③家電メーカーは海外からの安いテレビが日本に入っているのを阻止したいという自分たちの利権を守る為に国民負担でこんなおかしなものを導入しているだけなので、国民の利益を第一に考えたら導入する理由は全くないものです。

 

つまり、彼らが自分達の利益を確保するために、すべてのテレビにB-CASカードを付けてしまったため、大量のB-CASカードが世の中に出回り、解析者が容易に解析できる環境を整えてしまったことにそもそもの原因があります。

「難視聴地域」と「テロップ消し」の解析がたった2日でできたのは、一般の視聴者の手助けがあったからですが、今までのように有料放送を見たい人達だけにカードを配布しておけばこんなことにならなかったでしょう。

この騒ぎで一番迷惑しているのは、スカパーやWOWWOWなどの有料放送事業者です。

無料で有料放送を見ることができると分かれば解約する人も出てくるでしょう。

今までどおり専用チューナーを配布する方式で運用すれば良かったのに、B-CASによる運用を行ってしまった有料放送事業者に責任が無いとは言えないですが、こんな不祥事を起こした一番の張本人は天下り団体であるB-CAS社にあります。

今回のB-CASカードのハッキングの件でB-CAS社に同情する余地は全くありません。

しっかりと我々国民から巻き上げたお金でこれら有料放送事業者に損害賠償をしてあげてください。

間違っても税金を使って補填しないようにお願いします。

 

ところで、今回の騒動でBS放送の難視聴地域の放送が見れることになり、考えさせられることが多々ありました。

言い方を変えれば、私の住んでいる愛知県でも東京で放送しているテレビ番組をリアルタイムに見ることができます。

ようする地上波デジタル放送の番組をBSで放送すれば、地上波デジタルなんて不要なんですね。

アナログからデジタルに移行するときに莫大な税金を使って至ところにある地上波デジタル放送の設備を更新しましたが、こんなことする必要はなかったのではないでしょうか?

 

 

**** B-CASは独禁法違反である ****

CAS(conditional access system)は、有料放送のシステムとしてはどこにもあるが、無料放送にCASをつけている国は日本以外にない。FAQにも書いたことだが、事の起こり は、BSデジタルを有料放送にするか無料放送にするかで民放の意見が割れたことにある。当初はみんな強気で、有料放送でやる予定だったので、ITゼネコン に委託して100億円かけてB-CASセンターを作った。それを使ってTVショッピングをやるとか、いろんな夢を描く業者がいて、私に役員になってくれと 頼んできた企業もあった。私が「BSデジタルは危ない」と止めても企画会社をつくったが、やはり失敗して企画会社を清算した。

そういう現 実をみて、各局とも弱気になり、当初は無料放送でやって、視聴者が増えてから有料に切り替えようということになった。ところが、困ったのはB-CASセン ターの100億円をどうやって回収するかである。WOWOWだけならもともとCASはあるので、B-CASは必要ない。そこで彼らが考えたのが、とりあえ ずB-CASを全受像機に入れておき、有料放送になったとき、切り替えるという方針だった。

しかしBSデジタルの出足は悪く、各社は数百 億円の赤字で、とても有料化できる情勢ではなかった。おかげで受像機の出荷も少なく、B-CASは赤字を垂れ流していた。そこで彼らが考えたのが、無料放 送である地デジにB-CASを導入するという方針だった。これによってBSよりはるかに多くの「審査料」が取れるからだ。しかし、無料放送にCASを入れ る大義名分がない。そこで出てきたのが、コピーワンスによって「著作権を守る」という理由だった。

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/e3b44ae168cda176cb937bf809bfe8ec

池田信夫 blog(旧館)からの転載です。

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2件のフィードバック

  1. 山名守江 より:

    私のような凡人には頭の良い方のされることにしてはこの失敗はまったく今はやりの✨ビックラポンですねぇ いつも想定外のことと言われる方がしてしまう失敗を聞いたり見たりすると心の中にバカちゃうと思うのは私だけではないと思い、これからの時代はどうなることかと心配です  でも頑張っている人がいるのも日本でしょうね  期待しないで将来を見守りたいです   80代のおじ様とおば様の生きざまに頭のさがる思いでいます。

  2. kazu より:

    b-casカード偽造とか偽造したのを買うって犯罪ですよね、このメールアドレスにも
    カード売りますってうっとうしくきます。

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