KGC30 トヨタ パッソにETCを純正位置に取り付け

by 管理者
4月 24日 2018 年

DIYでパッソにETCの取り付け

娘のパッソに日立のETC HF-EV007を純正のETC取り付け位置に取り付けました。
働いているんだから「オートバックスで取り付けて貰えば?」って言ったのですが、ネットで調べたらオートバックスだとステアリングコラムの下とか見える位置にポン付けして13,000円も掛かるのだとか。
こんな見苦しい取り付けは嫌だから純正と同じ位置に安く取り付けて欲しいと。
こんなことしか親父を頼ってくれないので、昼飯1回食わして貰うことを条件に作業を引き受けることにしました。
このETCはシガライターから電源を取ればポン付け出来るタイプのACC電源しか必要としない車載器ですが、インパネを外して奇麗に取り付けたので結構手間がかかってしまいました。

インパネの取り外し

KGC30パッソの純正ETC取り付け位置はここですが、良く見ると自分でインパネを切り取って加工するタイプである為、手間がかかります。

パッソのインパネは嵌め込み式になっており手前に引っ張ると簡単に外すことが出来ますが、複数のパネルで咬み合わせてあるので、最初にメーター回りのインパネを外します。

次に左右のインパネを外します。
ETCの電源はナビの後ろのハーネスから取るので、ナビから運転席側の全てのインパネを外します。
ACCの電源はETC車載器取り付け場所付近にあるキーシリンダのハーネスからも取ることが出来ますが、探すのが面倒だったのでナビから取っています。

ETC車載器を取り付けるパネルを引っ張って外します。
メーター回りのインパネを含めてパッソのインパネはネジを使ってない為、簡単に外すことが出来ます。

配線加工

予めACC電源の取り出し場所をここで調べたところ、一番大きなコネクタの右から2番目の青黒のリード線が目的のACC電源であることが分かりましたが、念のためテスターで調べて正しいことを確認しておきます。

既存の配線から電源を取り出す場合、その配線をコネクタで挟み込んでペンチで潰すだけの簡単作業で電源を取り出すことが出来る電源取り出しコネクターが販売されています。

しかしこの方法で電源を取り出すと見た目が美しくないので今回は既存の配線にギボシ端子が付いた配線をはんだ付けします。
その為ナイフで数ミリだけ既存の配線の被覆を剥きます。

ETC付属の電源コードのギボシ端子側を数cmの長さで切断し、被覆を剥いた既存の配線に巻き付けます。

普通はんだ付けをするときは電気式のはんだごてを使用しますが、ここではライターガスを使用するはんだごてを使用しました。
このはんだごては電源が不要なので車の中ではんだ付けするときは非常に便利です。

電源取り出しコネクターを使うよりはんだ付けの方が面倒ですが、取り付け不良や接触不良が無くなるため信頼性が高くなります。

はんだ付け後の剥きだしの配線はビニールテープで絶縁処理しますが、私は2種類のテープを使い分けています。
左側のテープはどこのホームセンターでも販売している普通のビニールテープで絶縁性がありますが、剥がすときに粘着面がべたべたして配線が汚れるので使い方に注意が必要です。
それに対して右側のテープはハーネステープで配線を束ねるときに使用します。
こちらのテープはべたべたしません。

そこで絶縁性があるビニールテープではんだ付けした部分を巻きます。

次に全ての配線をハーネステープで束ねますが、べたべたするビニールテープはハーネステープの下側に巻き込んでいるので見た目どこで使ったのか分かりません。
そして仕上がりもビニールテープと違って奇麗です。

はんだ付けしたギボシ端子はオスだったので、切断したETC付属の電源コードにギボシ端子のメスを圧着します。

オス・メスのギボシ端子を接続し、ETCの電源コードをナビの配線に束ねてハーネステープで固定します。

ETCのマイナスは既存のナビのマイナスと同じところで伴締めしました。

インパネの加工

この写真のようにパッソのETCの取り付け位置は塞がっており、ETCを取り付けるにはインパネを切り取って加工する必要があります。

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大型のカッターナイフを使ってETCの取り付け穴を切り取りますが、そこそこ大きな力が必要です。
カッターの刃を折らないように慎重にゆっくり作業しましたが、電工用の刃が厚くてしっかりしたナイフだったら刃が折れる心配がないので安全に作業出来たかも。
しかし刃が厚いナイフだとインパネが割れる可能性があり、ディーラーはどうやって切り取っているのかと・・・

切断面が多少毛羽立っていますが、ETCで隠れてしまうのでこれでOKです。

ETCを純正位置に取り付けるには、この金具を使用します。

ETCと金具の間に1cmの隙間が出来るので耐熱温度が150度のゴム板(エラストマー)で塞ぎます。
材質が生ゴムのゴム板は耐熱温度が70度程度なので使わない方が良いでしょう。

ゴム板はこのように取り付け金具の両側に両面テープで張り付けますが、購入したゴム板が若干厚かったので、ナイフで薄く加工しました。

ETC車載器をETC取り付け金具に付属の両面テープで張り付けて付属のネジでインパネに取り付けます。
当初、この両面テープの粘着力が弱くてカードの出し入れでETC車載器がズレることを心配していましたが、実際に張り付けてみてその心配は吹き飛びました。
メチャクチャ強力な両面テープだったので絶対にズレることありません。

アンテナの配線

アンテナをフロントウインドウ上部に貼り付け、天井の内張に配線を押し込んで運転席側のドアピラーまで引っ張ります。

ドアピラーを外すには、先ずウェザーストリップを外す必要があります。
外したドアピラーの内側に配線を隠して車載器まで引っ張ります。

ETC車載器にアンテナと電源コードを接続して余分なアンテナコードを丸く束ねてブラブラしないように固定し、インパネを元に戻します。

取り付け完了

汎用の取り付け金具を使いましたが、車載器と隙間が分からず奇麗に取り付け出来ました。
ETCのイルミネーションが赤色なのは、ETCカードを入れていないからです。
取り付けてから気が付いたことですが、常時電源に接続しないタイプのETCはカードの抜き忘れ警告機能が無いものだと思い込んでいましたが、本機にはありました。
カードを取り出さないままイグニッションをOFFにすると、情けないアラーム音で警告してくれます。
おそらくETC本体にキャパシタ(バッテリ)が実装されていて、音を出しているのでしょうね。

かかった金額

ETC 日立HF-EV007 セットアップ込み 送料込み:6,200円
槌屋ヤック トヨタ用 ETC取付基台 VP-46 1,467円
ゴム板(エラストマーシート) 288円
合計:7,955円

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