電気製品の落雷対策、分電盤に避雷器の取り付け

by 管理者
8月 02日 2017 年

雷対策ですぐに思い浮かぶのは雷サージから家電品を守るための防護機能が付いた電源タップ。
電気屋に行くと様々な商品が販売されており、コンセントに差し込んで簡単に導入出来るので結構売れているらしい。
しかし、ここで疑問が・・・

こんなの効くの?

雷の直撃は何をやっても防ぐことは出来ないとあきらめているけど、誘導雷ならどうだろう。
直撃雷より電圧・電流ともに小さくなっているとはいえ、家電製品を壊すほどの電流が流れる訳であり、アースしていない雷サージ防護タップで防げる訳が無い。
それはメーカーも認識してみるみたいで、高性能製品としてアースが付いた雷サージ防護タップも併売している。
ところで日本の家屋にアース付きのコンセントがどれほど付いているのか?
せいぜい洗濯機置き場や台所だけだろう。
これではアースが付いた雷サージ防護タップを買ってもテレビやビデオを雷サージから守りたくても守れないことになる。

そこで雷サージ防護タップではなく、分電盤に避雷器を取り付けることにした。
分電盤に取り付ける避雷器のメリットは分電盤内でアースに接続するため雷サージ電流をアースに流すことが出来るだけでなく、分電盤1個に避雷器を1個用意するだけで良い。
デメリットは電気工事が必要になるため、電気工事士の免許がある人しか工事が出来ない。
まあ工事と言ってもネジで締めて固定するだけの15分で終わる簡単なものなのだが。

これが我が家の分電盤、河村電器産業のホーム分電盤。

内蓋を外したところ。

右下に空きがあるので、ここに避雷器を取り付ける。

ブレーカーを全て落として、避雷器を取り付ける回路を100V → 200Vに変更する。
変更方法は分電盤に書いてある。

これが分電盤に取り付ける避雷器、河村電器産業のLG-SS103J。
ネットで4500円くらいで購入出来る。
ここに避雷器を1個取り付けるだけで家中の全ての電気製品が保護されるので、雷サージ防護タップよりコストパフォーマンスは良い。
避雷器には付属の接地線(緑)とN相線(白)を取り付け済み。

分電盤に避雷器を取り付けて分電盤のL1とL2と避雷器をネジ止めする。
設置線(緑)とN相線(白)をネジで分電盤に取り付けて配線作業は終了。

ブレーカーを入れると、避雷器のパイロットランプが点灯する。

避雷器の配線はこんな感じ。

テスターで電圧を計って避雷器に200V印加されていることを確認する。

分電盤のカバーを元に戻して避雷器のシールを貼り付けて作業終了。

ブレーカーを落としてネジ止めするだけの簡単な作業に免許が要る?
疑問が残るけど。
一応私は電気工事士の免許は持っています。

今回、電柱に落雷した雷が電線を伝って屋内に入ってくる雷サージを避雷器で対策したが、誘導雷がアンテナから入ってくる場合があるので次回対対策する予定。
それ以外の雷サージの侵入経路は光電話なので電話線からの侵入は無いとして、アースからの侵入は・・・
金をあまり掛けないで出来ることはコレくらい?

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