ダイヤトーン製スピーカーのウーファーエッジ軟化処理、DS-77HRXの場合

by 管理者
1月 25日 2016 年

ウーファーのエッジが硬化している

我が家のダイヤトーンスピーカーはDS-77HRX、今から30年くらい昔の古いスピーカーだ。

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昔のスピーカーはウーファーのエッジに問題を抱えているものが多く、我が家のダイヤトーンスピーカーはウーファーのエッジに塗布されたダンパ剤のピスコロイドが経年変化で硬化している。
それでも低音は出ているので問題ないと思っていたのだが、ふと気になってエッジに爪で触るとコツコツと音がしてエッジが硬化していることが分かった。
ピスコロイドが硬化するとウーファーが動き難くなって低音が出難くなるのに長年その低音に慣れてしまい、十分に低音が出ていると勘違いしていたということだ。
そこで某巨大掲示板のダイヤトーンスピーカーのスレッドを参考にしてブレーキフルードを使ってウーファーのエッジを軟化処理することにした。

作業開始

ウーファーを固定している全てのボルトを六角レンチを使って外したが、ウーファーが木製キャビネットにピタッと密着していて外せない。
スピーカーと木製キャビネットの間にマイナスドライバーやカッターの刃を挟むと、木製キャビネットに傷が付くので、外せることが分かっていてもやりたくない。
そこで某掲示板を参考にすると10Hzの超低音信号を入れると外せると書いて有ったけど、ガセなのでやってはダメ。
特にDS-77HRXはボルトがキャビネット内部に貫通しているので、ボルトを緩めたり外したりするとスピーカー内部が密閉できなくなるので、絶対にこの方法では外れない。
それどころかウーファーのエッジが硬化しているため、低音の大振動にウーファーが柔軟に追従できずウーファーを壊す危険性すらある。

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そこで木材加工したときに余った端材をウーファーのダイキャストフレームに押し当てて金槌で叩いたら、あっけなく外れた。
その時、全てのボルトを外さないで緩めたまま付けて置く事。
そうしないとウーファーが外れたときに床に落下する危険性がある。
また、一発で外そうとせず、複数の方向からコツコツ叩くのが良さそう。
そしてスピーカーをスピーカー台に乗せているなら、それと同じくらいの高さの台を予め用意して置くこと。
なぜならキャビネット内部でウーファーに繋がっている赤と黒の線の長さに余裕が無いため、十分外に引っ張り出して作業することが出来ないから。

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使ったブレーキフルードはホンダの純正品。
近所のホームセンターで950円(税込み)だった。
本当はこんなに沢山要らないけど、これより少ないものが無いので仕方が無い。

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ここで有ると便利なのがケーキのデコレーションで使う回転台。
この上にスピーカーが乗る程度の大きさの板を置いてその上に取り外したウーハーを乗せて回転台をクルクル回して作業すると凄く楽にブレーキフルードを塗ることが出来る。

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私はアマゾンの箱を回転台の上に置いてその上にウーファーを乗せて作業した。
筆はセリアで購入した8号の大きさの筆だが、この太さの筆が一番塗りやすい思う。
車やバイクの整備をしたことがあれば知っていることだが、ブレーキフルードは塗装を痛めるので取り扱いに注意すること。
塗り始めたときは、硬化したピスコロイドがブレーキフルードを弾くが、一周塗り終わるころには、ビスコロイドがブレーキフルードで溶けてベタッとしている。
そしてもう一周塗って2時間程度放置。

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さらにもう一回塗って2時間放置。
そしてエッジを押して見たらそこそこ柔らかくなっていたので、ウーファーを取り付けたときの垂れ防止のためにピスコロイドが解けたドロッとした液体をめん棒で取り除けるだけ取り除いてスピーカーに取り付けた。

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作業終了

最後にウーファーを確認するとこんな感じでエッジがへこみ、弾力性が戻った。
もっとも初期のウーファーのエッジの硬さを知らないので、この硬さで良いのかどうか分からないが、音出しすると明らかに低音が下の方に伸びていることが分かかった。

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最後に

購入した資材はブレーキフルードと筆で合計1100円程度、そして作業時間は5時間程度でした。
費用も時間もかからず難易度も高くない作業ですが、メーカーは推奨していないので自己責任でお願いします。
ブレーキフルードを塗ってから放置する時間やブレーキフルードを塗る回数は固体差があると思います。

コメント / トラックバック 2 件

  1. kenz より:

    初めまして。
    私はDS-77HRを使用していますが、こちらの記事等を参考に、ブレーキフルード塗布して、エッジ柔らかくなりました。一応ユニットも外そうと頑張ったのですが、なかなか外れてくれなくて、表からだけの塗布に終わっております。今度頑張って、かまぼこ板でも当てて叩いて見ようと思っております。
    ビスコロイド除去したら、水性ゴムかなんか塗ったほうが良いですかねぇ。うちのはしばらくしたら、固くはありませんが、しっとり感はなくなってきました。
    最近、安物デジアンと接続して、予想以上にいい音でなってくれているので、昔より愛用している次第です。なかなかいいスピーカーだったなと思っています。

    • 管理者 より:

      ブログを読んで頂いてありがとうございます。
      水性ゴムは聞いことないですね。
      皆さん、ピスコロイドの除去までみたいです。
      私のDS-77HRXはピスコロイドの除去をして約1年経ちますが、いまだに柔らかいままです。
      これは頻繁に鳴らしているからかもしれませんね。

      >かまぼこ板でも当てて叩いて見ようと思っております。
      外れるときには一機に外れて、しかもすごく重たいので注意してください。

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